経験談・対談記事

親兄弟・姉妹心の悩み
母親の他界 新たな環境での生活【#2】
2022.04.20

【いつ】
小学3年生
【何があった】
小2で母親が他界。父親と兄と暮らしていたが、亡くした母親側の祖母、叔母、従兄弟との同居が始まった。
そこでの人間関係の板挟み状態の気まづさに違和感を覚えつつも、「無意識に空気を読む」自分が出来上がった。
【当時の心境】
「なんで自分にとって大事な人同士が仲良くないんだろう?」
と、辛くて泣いていた。
彼女の周りにはキラキラした家庭環境を持つ友達が多い。小学生は家庭の話を頻繁に話すため、比べて落ち込んでいた。
【その経験を通じて今に活きた事】
・今は父親、兄、妹のコミュニケーションが増え、より結託した。
・父が「私たちの居場所を守り続けていてくれている」事が分かった。
・彼女と兄は、一人暮らしをしており、父は言わば「取り残され状態」ではあるが、父が実家にい続けていてくれるおかげで、兄弟が気持ちよく実家に戻れる。
→彼女が「人生を真っ当に生きねば」という責任感を感じ、活き活きとした毎日を送っている。
・大切なひとを失う悲しみ、辛さを経験し、そして自分が生きていくなかで、どれだけ多くの人が私を支えてくれているのかが分かった、いろんな人がいろんな形で愛してくれていることに気がつく
→周りのひとを大切にするという思いが強くなった
・周りのひとには笑っていてほしいとより強く思うようになった。もとから(多分)ひょうきんだったけれども…
【似た悩みを持つ人へのメッセージ】
「そういうタイミングじゃね?」
自分自身が生きてきた人生を受け止めて腑に落ちた瞬間に、自分自身が愛おしくなるはずだから、そのタイミング自体を受け止めて欲しい。
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