経験談・対談記事

高校部活の退部、先輩とのトラブル

◉年代
20代女性
【いつ】
15歳
【何があった】
高校に入学したての頃に入った部活を早々にやめることになった。
具体的には、興味本位で見に行った陸上部の見学で熱烈に勧誘され、断りづらい雰囲気になって渋々陸上部に入ることになった。しかし練習が辛いことと、帰りの時間が遅くなること、課題に取り組む時間が取れないこと、高校に入りたてで部活の同級生や先輩との距離感の掴み方がわからず人間関係に悩んだことなど、いろいろな事情があり、部活をやめる運びとなった。しかし退部するときに当時勧誘してくれた先輩には、部活をやめることを何も言っていなかった。退部した日にTwitterでその先輩の「退部のこと勝手に決めんなよな」という愚痴ツイートを見つけてしまい、自分の勝手な決断で人を傷つけてしまったことを後悔した。
【当時の心境】
勧誘していただいた先輩には申し訳ない気持ちでいっぱい。本当はそこまで陸上部に乗り気じゃなかったから勧誘された時点でちゃんと断ればよかったのに、なんとなくで部活を選んでしまい、そして結局退部することになってしまった。先輩を傷つけることをしてしまって本当にごめんなさい。
【心に残った言葉】
母「やめたかったらやめていいよ」
【相談した先】
母親
【その経験を通じて今に活きた事】
できないと思ったことはきちんと断れるようになった。
【似た悩みを持つ人へのメッセージ】
当時の私は、相手からのお願いを断ったら嫌われると思っていました。
でも、どうしてもできないことはちゃんと断っていいことに、23歳になった最近、ようやく気づきました。
自分の人生なのだから、相手のことばかり考えながら何でも引き受けて、人のためだけに生きるのはもったいないことだと思います。
相手をリスペクトする気持ちを持って、誠実な態度で断れば、相手に嫌われることはないと思います。だから、当時の自分には「相手のことだけでなく、自分のことをもっと大事にしていいんだよ」と伝えたいです。
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